発達検査の種類と内容とは?検査を受けて支援につなげたい!

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発達検査の種類と内容とは
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 息子(中3 → 春から高校生)は、境界知能でADHD。
 小学校・中学校ともに支援学級在籍。
 このブログでは、悩んでいる人の参考になればいいなと
 思いながら、発達障害や知的障害について調べたこと、
 支援したこと、発達検査の体験談などを書いています。

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今日は、発達検査の種類と内容についてまとめます。

1歳半健診や3歳児健診で発達の遅れを指摘されて、経過観察のあとは発達検査を受けるのがよくある流れかな~と思います。

発達検査をする場所は、公的な施設や病院です。民間でも実施しているところはあるようですが、息子は市の施設か病院でしか検査をしたことがありません。

日本小児神経学会が認定している小児神経専門医の名簿です。この他にも、児童精神科医師や診断のできる小児科医師もいます。

まず保育園や学校・自治体に相談して、そこから検査につなげてもらうのがおすすめ。個人で予約するより早く予約が取れる印象です。今は、予約してから数ヶ月先じゃないと検査できないこともあるので、早めに行動してくださいね。

ちなみに、うちの場合、発達検査をするのは心理療法士で、医師は同席されません。後日その結果を説明してくれるのは医師で、心理療法士は同席されません。1番最近病院で発達検査を受けた時は、検査後3週間で結果報告を受けました。通院をはじめてからは、毎回同じ心理療法士が検査をしてくれています。高校卒業までは医療費が無料の自治体に住んでいるので、検査費用がかかったことはありません

1度検査を受けて問題や回答を記憶していると、次の検査で正確な結果が分からなくなります。最低1年、できれば2年は間隔をあけてください

小学校や中学校へ入学する時の参考資料として使うために、発達検査を受けることが多いと思います。そのことを踏まえて(逆算して)検査するタイミングを考えてくださいね。

息子も、小学校・中学校で普通学級にするか支援学級にするかの判断のために受けました。就学決定のために受けたのは、年長の春(就学相談は夏です)と小学校6年生の春、中学3年生の春です。

それでは、主な発達検査の種類と内容についてまとめていきます。

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遠城寺式乳幼児分析的発達診断検査

適用年齢:0歳0ヶ月~4歳7ヶ月
時間: 15分~30分程度

6つの領域
【 運動 】
  1. 移動運動
  2. 手の運動
【 社会性 】
  3. 基本的習慣 
  4. 対人関係
【 言語 】
  5. 発語
  6. 言語理解

これら6つの領域について養育者に質問をして、診断します。

我が家では、1番最初にこの検査を受けました。確か、1歳ちょうどぐらい??この記事を書くときに検査結果を見ようと探したら、なかった。なぜ…。

 

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新版K式発達検査2001

適用年齢: 0歳~成人
時間: 30分~1時間程度

3つの領域
1. 姿勢・運動(P-M)
2. 認知・適応(C-A)
3. 言語・社会(L-S)

これら3つの領域で診断します。3歳以上では認知・適応と言語・社会の検査に重点が置かれ評価される。

息子は、新版K式発達検査2001を4回受けました。 月齢としては、最初が2歳9か月、4回目が5歳1か月。その後の検査は、WISC-Ⅲです。

検査問題の通過・不通過だけでなく、検査時の動作や情緒などの反応全般も観察・記録し、総合的に判断します。3つの領域別に得点を計算して、全領域の得点も計算します。

 

田中ビネー知能検査V(ファイブ)

適用年齢:2歳~成人
時間: 30分~1時間程度

2歳~14歳は知能指数(IQ)と精神年齢(MA)を算出。

14歳以上は偏差知能指数(DIQ)で算出し、結晶性領域流動性領域記憶領域論理推理領域の4つの領域で診断します。

各問題は、思考言語記憶数量知覚などの問題で構成される。また、検査問題の通過・不通過だけでなく、検査時の行動を観察し、点数から読み取りにくい子どもの様子も把握できるようになっています。

 

WISC-Ⅳ(ウィスクフォー)

以前は、WISC-Ⅲ(ウィスクスリー)で、今はWISC-Ⅳ(ウィスクフォー)に改訂されてます。

2022年2月10日にWISC-V(ウィスクファイブ)が発売されたようですが、息子は使用したことがありません。2022年4月の検査もWISC-Ⅳでした。

適用年齢:5歳0ヶ月~16歳11ヶ月
時間:1時間~1時間30分

10の基本検査と5つの補助検査、全部で15の検査を実施し、全検査IQ言語理解指標知覚推理指標ワーキングメモリー指標処理速度指標が算出されます。

ウィスク4(WISC-Ⅳ)の内容はこちら
ウィスク4(WISC-Ⅳ)発達検査の内容とは? どんな問題が出る?

全般的なIQだけでなく、得意不得意がわかりやすい検査なので、日々の生活のサポートに役立てやすいです。

発達検査というと少し身構えますが、同じ年齢の子どもとの比較だけが目的ではありません。得意不得意を知ることも大きな目的です。検査結果を読み取り、子どもの困難を知り、適切な支援を考えるヒントにできればいいですね。

不器用(発達性協調運動障害)な息子の対策方法

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